立川、日曜の朝

(この写真は読者のひじきの煮物(柊凛音)さん@hijiki_5の投稿写真です。↓ここから投稿者の文章です)

えーっとTwitterが凍結されましてね。
むしゃくしゃしたので送ろうと思っていた写真を投稿します。きっかけが酷くてごめんなさい。
Twitterでは「ひじきの煮物」なんて名乗って居ましたが、某所で書いている小説では「柊凛音」と名乗っています。

この写真を撮影したのは2021年の4月18日。リステージのライブが行われた朝です。私は名古屋生まれとしてテトラルキア公演を観にいきました。
立川が好きすぎて早めに来ていました。その少し前にも立川の「国文学研究資料館」に織田信重と家臣の文書を閲覧するために朝の立川を訪れており、ライブの日も早めに来よう!と決意していました。
当然何かを撮れればとカメラを忍ばせていたので、開演前に会場周辺をウロウロしていました。歩行者用デッキ、パレスホテル周辺に辿り着くと、ビルとビルとの間に空の青さと横切るモノレールの線路が目に入りました。
本当は東京オリンピック特別ラッピングの車両に会いたかったですが、普通の色の車両も好きなので良かったです。
カメラはE-PL6、レンズは25ミリF1.8。いわゆる35ミリ換算だと50ミリという標準レンズですね。最も持ち出しているレンズです。建物を撮るときは広角が欲しいな~!と思うのですが、それ以外は汎用的で良いです。お値段も学生時分には良かったですし。E-PL6も型落ちを量販店でSDカードのサービス付きで有り難かったです。ボディは赤色、これは小川町時代のオリンパスのショールームで一目惚れしたカラーでした。2014年の晩夏に購入して9年弱、二度の落下故障を乗り越え、ヒビが入るまで、ネジが取れるまで頑張ってくれました。
写真は家に帰ってから、というか去年ぐらいに空の青さと車体の色を目立つように現像編集したものです。

さて私は立川が好きです。
初めて見たのは2005年ぐらい、まだ関東に来て一年ぐらいの頃でした。父と二人青梅に行った際に乗り換えた駅が立川でした。私は幼い頃に読んだ子ども向け鉄道写真本でモノレールの近未来都市感を叩き込まれていたので、モノレールが頭上を通る立川駅は素晴らしい大都会でした。
それから十数年の間、毎年ではないですが立川を訪ねる度に想いを強くしました。オープンキャンパスだって立川を経由してモノレールに乗車したぐらいです。
特に2015年から数年は、超絶親しい方が立川の良いところに住んでおり、ちょくちょく遊びにいきました。自転車で片道25キロかけたり、逆に立川からの帰路を自転車で25キロかけて帰ったこともありました。往復はまだしていません。20インチなのでしんどいです。私の一押しスポットは「立川まんがぱーく」です。何度時間を溶かしたかわかりません。最近行けてないので、行かねばならぬ。
その方は残念ながらもう立川を離れましたが、私の心は離れていません。

そうそう撮影場所のパレスホテルも今年の大晦日を最後に閉館するそうです。寂しくなりますが都市は新陳代謝があってこそなので、跡地に素敵な施設が建つことを願うと同時に、最後まで平穏無事に営業して欲しいと思います。

7月29日には立川の花火大会が行われます。これも、その方の部屋で見たことがありますが、こんな良いところで見ることが出来たのは最高の思い出です。

――(ここからせろりんのコメントです)――

立川、いいとこですよね~。おれは八王子市民なので立場上は立川に敵対しないといけないんですが、ふと冷静になるとなんでライバル扱いされてるのかわからないくらい別格にいい街だと思います。IKEAあるし、映画館あるし、モノレールあるし。

写真もメチャいいですねー。斜めのラインや曲がってるラインが無く、縦と横の線だけがビシッと完全に水平に決まっていて安定感があります。その間を縫うように鮮やかなモノレールが通っていく姿や、でも窮屈な感じは決してしない感じも、なんとなく立川っぽいです。おれは換算50mmガチ苦手マンなんですが、50mmだとこういう安定感のある写真が撮れるからいいですよね。街の無機質な感じも、なんだかひんやりしていそうでいいですね。

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