青空のありがたさ

(この写真は読者のじゅけいさん@capp_10kの投稿写真です。↓ここから投稿者の文章です)

海沿いのキャンプ場に行ったある日、昼過ぎに設営を済ませ、さーて肉でも焼きながらだらだらするぞーと思っていたところ、途中とんでもない暴風雨となってしまいました。
だらだら過ごしていたのが一転、設営したタープが吹き飛ばないよう暴風雨に打たれながら時々ペグを打ちなおして過ごすことになってしまいました。
夕方にようやく暴風雨は去り、ようやく雲の隙間から少しだけ青空が見えてきました。

そうはいってもほとんど曇りと言っていいくらいまだまだ空は雲が覆っていましたが、先ほどまで暴風雨と戦っていたからか、少しだけ見えた青空と西日に照らされた薄い雲がとても美しく見え、思わずスマホを取り出して撮った写真がこちらです。

帰宅して改めて他の写真と見比べると、私の写真フォルダの中にすらこれよりきれいな青空や夕焼けの写真はたくさんあるのですが、ここれほどまで「青空のありがたさ」を痛感したことは人生でなかったのでとても印象に残っている一枚です。

撮影機材:iPhone12
SNSアカウント:@capp_10k@misskey.io

――(ここからせろりんのコメントです)――

嵐が来て、その後に海が日常に戻っていく一瞬を捉えた見事な写真ですね。テトラポットと堤防の濡れ具合からさっきまで雨が降っていたことがなんとなくわかって、どんな瞬間を撮った写真なのか雰囲気でわかるのがおもしろいです。海と空で同じ青色をしているはずなのに色がぜんぜん違うし、同じ空でも雲間から覗いている青空と右上のほうの青空とで色がぜんぜん違うのもなんだか不思議で見入ってしまいます。全体的に銀色がかってもいて、見れば見るほど深みがありますね。

じゅけいさんの過去作はこちら!

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