もう一つの鳥居

(この写真は読者の大文字@nito_chaさんの投稿写真です。↓ここから投稿者の文章です)

高尾駅から高尾山まで歩いているときに見つけ、不思議な魅力を感じて思わず近づいてしまいました。
二つの鳥居を越え、階段を登った先には御室社・山王社という神社がありました。山を削ってつくられたような、とてもこじんまりとした場所でしたが、正直なところ雰囲気があってかなり怖かったです。1803年に再建されたという記録が残っているほど古い神社だそうです(書いてあった)。
ちょうど京王高尾線を上から近めの距離で眺められそうな場所でしたが、くつろげる気分にはならなかったのでそそくさと退散しました。

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――(ここからせろりんのコメントです)――

高尾にこんな場所があったんですね~。京王線の高架を鳥居に見立てて表現していてとてもおもしろいです。この先に何があるんだろうという好奇心と、なんとなく近づいてはいけない感じがする畏怖の気持ちを奥行き感のある構図と明暗のコントラストで引き出していて、神社の魅力を活かしたすばらしい構図です。

目を凝らしてみると、鉄道の柵とか、橋桁の壁とか、道路とか、いろいろなところに鳥居のような形(开の字の形)をした図形が読み取れて不思議な気持ちになります。

大文字さんの過去作はこちら!

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