畏敬

(この写真はハシガミさんの投稿写真です。↓ここから投稿者の文章です。)

はじめまして、『キオネーブがこんなに』読者のハシガミと申します。初投稿させていただきました。

実家の片隅に築70年ほどの旧家があります。何となしに近づくだけで畏敬の念を感じるような存在感が近寄り難く、自分自身一年ぶりに中に入りました。柱や瓦は更に昔の建物から流用したそうで、それら怨念も混じっているような気がします。写真に収めてみるとこの家の捉えどころのなさが滲んでくるようま錯覚に陥りました。

———-(ここからせろりんのコメントです)———-

オオ~、怪作ですね~!非常に素敵な写真です。おれの親の実家にもたしかに倉庫として使われているこんな感じの不気味な建物があって、2階に上がる階段がまさにこんなふうでした。階段の暗さと、登った先の明るさのコントラストがいいですね。暗いし、階段が急だし、なんか臭いし、でも上りきった先には素敵なものがあるような気もして、はやく階段を登りきりたくてドキドキした気持ちになるような、心に直接訴えかける写真ですね。親の実家にあるこういう建物の二階を漁って宝物(小学生の頃はトレカか漫画で、高校生の頃になるとパソコンのパーツとかでした)を発見する夢を昔はよく見たんですけど、なんか心を見透かされてるみたいで驚いてしまいました。

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